パワーメータ&ボルトメータ



導波管で測定したい


Question

R&S NRP-Z58の1.00 mmコネクタを、WR15 、WR12、WR10といった導波管に変更することは可能ですか。


Answer

NRP-Z58、NRP110TのコネクタはPC 1.00 mmのオス(プラグ、male)コネクタです。NRP-Z58、NRP110TのPC 1.00 mmコネクタを導波管に変更するオプションはございませんが、PC 1.00 mmコネクタから導波管に変換するアダプタを準備することで測定できます。

特にミリ波デバイスでは、コネクタ形状が同軸ではなく、導波管である場合が多いので、導波管で接続し、測定したいケースが多くなっています。
(下の写真はPC 1.00 mmコネクタをWR10導波管 (75 GHz~110 GHz)に変換したもの)

使用する導波管のサイズによって

  • WR10への変換 (75GHz~110GHz)
  • WR12への変換 (60GHz~90GHz)

などが挙げられます。

R&SのパワーセンサはDC~110 GHz (NRP-Z58)と広帯域なセンサのため、同軸/導波管変換コネクタを用意するだけで、幅広い導波管タイプに対応することができ、高価な導波管パワーセンサを何本も購入する必要がなくなります。

その他のセンサでも、同軸-導波管変換コネクタがあれば、測定可能ですので、ご相談ください。


[関連資料]

R&S NRPxxS/SNシリーズ カタログ&データシート
R&S NRPxxT/TNシリーズ カタログ&データシート
R&S NRPxxA/ANシリーズ カタログ&データシート
R&S NRP-Zシリーズ カタログ&データシート
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