パワーメータ&ボルトメータ
外部トリガをかけて測定したい
Question
R&S NRP Power Viewer機能使用時に、トリガ設定が可能ですが、Externalとは何を示しますか。
Answer
PCでのR&S NRP Power Viewerや、パワーメータ、シグナルジェネレータ上でのNRP-Z Power Analysis 機能使用時にはトリガを設定できます。トリガ信号を使用しない場合は、トリガ無しの Free Run もしくはパワーセンサ内部トリガを用いた Internal で測定ができます。
外部にトリガ信号を用意し、トリガをかけて測定するには、R&S NRP-ZxxシリーズとR&S NRPxxS/T/A (N)シリーズで以下のように設定します。
- 【R&S NRP-Zxxシリーズのパワーセンサの場合】
R&S NRP-Z3 (下写真)やR&S NRP-Z5といったパワーセンサのアクセサリに搭載されているトリガポートへの入力を外部トリガとします。R&S NRP-Z3やR&S NRP-Z5の各端子は、BNC端子がトリガ入力、6pinの端子がパワーセンサR&S NRP-Zxxとの接続、USB端子がPCやシグナルジェネレータとの接続に使用します。
- 【NRPxxS/T/A (N)シリーズのパワーセンサの場合】
R&S NRP2背面に、TRIG IN/OUT2のコネクタ (BNCコネクタ)にトリガ信号を入力します。
R&S NRP-Zxxシリーズの後継機であるR&S NRPxxS/T/Aシリーズには、パワーセンサ本体に標準でトリガ入力端子 (SMBコネクタ)がついています。トリガ信号用ケーブル (SMB-BNC変換ケーブル)は標準で付属しております。
外部トリガ入力を利用して測定する場合、PC上でR&S Power Viewer Plusというソフトウェア起動することで使用できます。トリガ信号のエッジ (立上り/立下り)の設定等を行えます。
[関連資料]