ネットワーク・アナライザ
Kファクタの考え方
Question
Real-ImagからKファクタを計算すると、ある周波数でK < 0となる点が存在する。Kファクタは負になるのか?
Answer
Kファクタとはアンプを設計する際ネットワークアナライザのSパラメータの情報をもとに、アンプが異常発振をしていないかを測定するものです。
K > 1であると、アンプは正常動作となり、0 < K < 1となるとアンプが異常発振している可能性があります。
Kファクタは負 (K < 0)にはなりません。
Kファクタは複素数の値ではありませんが、Sパラメータから算出することができます。
下記に計算例を示します。
Kファクタの測定手順についてはこちら[関連資料]
ZNBカタログ&データシート